ホームベーカリーを使った手作りパンのレシピを多数紹介。ホームベーカリーを使って家庭でパン作りを楽しんでみませんか?

パンの材料(基本材料)

トップページ パンの材料(基本材料)
パンを作るためにはどんな材料を準備したらよいのでしょうか。

パンの材料は「基本材料」と「副材料」とに大別されます。
ここでは、パンを作るために必要な「基本材料」について詳しくみていきます。

スポンサード リンク

小麦粉

小麦粉は、パン生地の主成分です。
小麦粉に含まれるたんぱく質が水と結びつくと、グルテン組織を形成します。
そのグルテン組織の中に発酵したガスが入り込むことにより、パンが膨らみます。

小麦粉の分類

小麦粉は、たんぱく質の含有量によって、「最強力粉」「強力粉」「準強力粉」「中力粉」「薄力粉」に分類されます。

パン作りには主に強力粉を使用しますが、パンの種類によっては種類を変えます。
例えば、フランスパンを作る場合はフランスパン専用粉(準強力粉)を使用します。
また、菓子パンを作る場合は、口当たりを柔らかく軽い食感にするために薄力粉を混ぜたりします。

分類 たんぱく質の含有量 主な用途
最強力粉 13.5%以上 パン
強力粉 11.5~13.5% パン、ぎょうざの皮
準強力粉 10.5~12.0% パン、中華麺
中力粉 8.0~10.5% うどん
薄力粉 6.5~8.5% 菓子用、てんぷら

強力粉や薄力粉はスーパー等で購入できますが、フランスパン専用粉は専門店でないと購入しづらいかもしれません。
フランスパン専用粉が手に入らないときは「強力粉8割、薄力粉2割」でも代用できます。

イースト

イーストはパン生地中に含まれる糖分を栄養にして活動し、炭酸ガス等を発生させてパンを膨らませる役割があります。
生イースト
パン用酵母を純粋培養して圧縮したもの。
配合用の水であらかじめ溶いて使用します。
ドライイースト
生イースト製造の最終段階で乾燥させて顆粒状にしたもの。
使用前に予備発酵をさせて使用します。
インスタントドライイースト
予備発酵の必要がなく、直接小麦粉に混ぜて使うことができます。
発酵力が強いです。
【予備発酵】
予備発酵とは、ドライイーストを生地に混ぜ込む前にあらかじめ40℃の5~6倍の水に入れてふやかし、活性化させること。

フランス・サフ社のインスタントドライイースト

フランス・サフ社のインスタントドライイーストは世界No.1のシェアを誇り、日本のパン屋でも一番多く使われているそうです。
私も愛用しておりますが、扱いやすく、安定した発酵力があり、イースト臭がきつくないので気に入っています。

サフ社のインスタントドライイーストには、以下のものがあります。

パッケージ画像 製品名および特長
フランス サフ社「インスタントドライイースト 赤ラベル」の製品画像
フランス サフ社(saf)
インスタントドライイースト 赤ラベル
  • 予備発酵不要
  • フランスパン、食パンなど糖分の少ない生地に適しています。
フランス サフ社「インスタントドライイースト金ラベル」の製品画像
フランス サフ社(saf)
インスタントドライイースト 金ラベル
  • 予備発酵不要
  • 耐糖性に優れており、菓子パン、デニッシュ、ブリオッシュなど、糖分の多い生地に適しています。
フランス サフ社「インスタントドライイースト 青ラベル」の製品画像
フランス サフ社(saf)
インスタントドライイースト 青ラベル
  • 予備発酵不要
  • 「赤ラベル」からビタミンCを抜いた新タイプ
  • フランスパン、食パンなど糖分の少ない生地に適しています。
フランス サフ社「インスタントドライイースト 緑ラベル(ピザ用)」の製品画像
フランス サフ社(saf)
インスタントドライイースト 緑ラベル(ピザ用)
  • 予備発酵不要
  • 伸展性に優れており、ピザ生地など、薄く延ばしたい生地に適しています。

塩

パンに味をつけるだけでなく、グルテンを引き締めて生地の腰を強くしたり、発酵速度の調整をする働きがあります。また、生地の老化防止や殺菌効果もあります。

水

小麦粉と一緒に練ることにより、パン生地の骨組みであるグルテンを形成します。

糖類

上白糖、黒砂糖、グラニュー糖、はちみつなど
砂糖はパン生地に甘み、香ばしい香り、焼き色を付ける役割があります。
また、イーストの栄養となり、発酵を促進する働きもあります。

油脂類

バター、マーガリン、ショートニングなど
生地のキメが細かくなり、生地の伸びが良くなるので、膨らみやすくボリュームのあるパンに仕上がります。

スキムミルク(脱脂粉乳)

パンの香りや焼き色が良くなります。

スポンサード リンク

ごく普通のシンプルな食パンを作りたい場合は、上記で紹介した「基本材料」のみで作ることができますが、ナッツやフルーツなど「副材料」を加えることによって、様々な風味や食感を持ったパンを作ることができます。

副材料として好きなものを入れられるのが手作りパンの大きな魅力ですので、少しずつ副材料をそろえていって、いろいろなパンを作ってみましょう!

副材料については、下記リンクから「パンをおいしくする副材料」をご覧になってください。

パン作りについて詳しく知ろう
パン作りの魅力とは
パンの基本材料
パンをおいしくする副材料
食パン作りに必要な道具
成形パン作りに必要な道具
ピックアップ
トースター、オーブン選びならtoaster-ovens.info
国内メーカーから海外ブランドまで、おいしくパンが焼けるトースターをご紹介。
あなたにピッタリのトースターがきっと見つかる!
クッキングトイ.com
親子でいっしょに楽しく遊べるクッキングトイ(調理玩具)が探せます。